皆様こんにちは、設計の小泉です。
最近はDIYも流行っていますが、ちょっとした工夫をすることでお洒落なお部屋になったりします。
壁を少しくり抜いて、20cmほどの奥行きのカウンターをつけます。
これを住宅用語では「ニッチ」といいます。
元々は隙間・くぼみという英語で、隙間産業をニッチ産業なんていいますね。
一方で「飾り棚」というと、平らな壁に棚を取り付けるイメージになります。
木造住宅の場合、内壁は大体13cm~14.5cmほどあるのが一般的ですが
壁の中は柱や配線が通る以外には空洞になっていますから、その部分をうまく有効活用しているということですね。
もちろん構造用耐力壁が入っているところは、くり抜けませんが。。。
インターホン親機やリモコン、スイッチ類をまとめてみたり、家族写真を飾ったり。
ちょっとした物を置けて、結構使い勝手が良い収納空間になります。
ニッチ部分にアクセント壁紙を入れたりするとお洒落なディスプレイにもなりますね。
沖縄独特の「火の神」もキッチンの壁に「ニッチ」の要領で造ることができます。
色々と工夫のしどころがたくさんあるんですよ。
それではまた^-^